東商杉並支部、区内の音楽事業者をYouTubeでPR 全10話の連続ドラマ
2022.08.05
東京商工会議所杉並支部の「すぎなみ・ムジカプロジェクト」が8月5日 、連続ドラマ「音楽のトビラ ~すぎなみ・ムジカ・プロジェクト~」の配信を開始する。(高円寺経済新聞)
「この街(スギナミ)は、音楽で出来ている」をテーマに、杉並区内の音楽関連事業者を盛り上げようと発足した同プロジェクト。連続ドラマ仕立てのYouTube動画を全10話配信するほか、冊子などで関連事業者や音楽イベントを紹介するという。
連続ドラマ制作のきっかけについて、同プロジェクトの担当者は「杉並区の中央線沿線は、ライブハウスやライブバー、中古レコード店、楽器店、練習スタジオなど音楽関連の多様な事業者が集積し、地域文化の発信地として賑わっている。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、イベント中止や定員削減を強いられ、大きな影響を被っている。動画や冊子の制作を通じて、地域に賑わいを取り戻し、関連事業者を広くPRできれば」と話す。
ストーリーは、専門学校に進学するために上京し、杉並区内で一人暮らしをはじめた主人公「めめ」が、各地エリアのライブハウス、ミュージックバーなどに出向き、さまざまな人に出会いながら、街の魅力を知っていく内容。第1話は高円寺エリアが舞台となる。
担当者は「杉並区に根付く『音楽文化』の発信のみならず、広く区内外からの来街意欲の向上につなげることができれば」と意欲を見せる。
配信開始時間は18時、今後は毎月2話の公開を予定する。