清瀬で「はちみつマルシェ」 市役所屋上産の蜂蜜やジェラートなど販売
2022.08.06
清瀬市役所1階市民交流スペースで8月4日・5日の2日間、市役所屋上で収穫した蜂蜜を使い、地元で開発されたさまざまな商品を販売するイベント「はちみつマルシェ」を開催した。(北多摩経済新聞)
会場には、清瀬市役所産の蜂蜜「kiyohachi(きよはち)」を使ったジェラートやカステラ、高級食パン、保湿ジェルなど、工夫を凝らした商品が並んだ。特に今季収穫した蜂蜜の瓶詰め(500円)は1日50個限定で人気が高く、販売担当者は「開場して10分で売り切れた」と話す。
同市は2014(平成26)年3月、「東京清瀬市みつばちプロジェクト」を立ち上げ、職員が市役所庁舎屋上で養蜂に取り組む。東京都の自治体としては初めての試み。
プロジェクトを担当する同市建築管財課の海老澤雄一さんは「ある日いきなり養蜂の本を数冊渡されプロジェクトを始めた。手探り状態のなか、採れた蜂蜜を試しに販売してみたところ好評だった」と振り返る。
2015(平成27)年からは、ふるさと納税の返礼品に蜂蜜を加え、市の収入源として活用するほか、地元企業などと連携して商品開発を行い、地元ブランドとして定着させたい考え。海老澤さんは「プロジェクトを通じて、清瀬市をもっと盛り上げていければ」と期待を込める。