20歳未満のコロナ死亡例、7割が発症1週間未満 今年の41人調査
2022.09.15
国立感染症研究所は14日、今年1~8月に新型コロナウイルスに感染し亡くなった20歳未満の小児ら41人を対象とした調査結果をまとめた。第7波が急拡大した7月中旬から死亡例が増加。半数近くは基礎疾患がなく、発症から死亡までの日数は73%が「1週間未満」だった。感染研の脇田隆字所長は14日の記者会見で「感染した場合、早期に死亡に至る例が報告された。感染を防ぐ方策としてワクチン接種を呼びかけることも重要だ」と述べた。