米長期金利、一時3.5%超え 11年5カ月ぶり高水準

2022.09.20

19日の米債券市場で、長期金利の指標となる10年物米国債の利回りが上昇(債券価格は下落)し、一時、3・5%を超えた。2011年4月以来、約11年5カ月ぶりの高水準だ。物価の高騰を抑えるため、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月20~21日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げを続けるとの見方が、金利の上昇につながった。