岸田総理 ロシアを名指しで批判し、法の支配と国連改革訴える 国連総会一般討論演説

2022.09.21

アメリカを訪問中の岸田総理はさきほど、国連総会の一般討論演説に臨み、ウクライナ侵攻を続けるロシアを名指しで批判し、法の支配の重要性と国連改革を訴えました。

岸田総理
「法の支配に基づく国際秩序の徹底のため、力と英知を結集するときです。そのためにどうしても実現せねばならないのが国連の改革であり、国連自身の機能強化です」

岸田総理はウクライナ侵攻を続けるロシアを「国連憲章の理念と原則を踏みにじる行為」と名指しで批判し、国連の安全保障理事会が機能不全に陥っている現実を踏まえ、安保理を含む国連の改革や機能強化を訴えました。

その上で、「改革に向けて文言ベースの交渉を開始する時だ」と述べ、安保理改革の具体的な決議案の作成を呼び掛けました。