東京の新規感染8850人 重症17人 死亡7人 「感染者数は減少傾向も十分に下がりきらないまま増加に転じないよう引き続き警戒必要」新型コロナ専門家
2022.09.22
きょう、東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は8850人でした。
先週の木曜日から25人増え、4日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。
直近1週間の感染者の平均は6929人で、前の週と比べて79.6%となっています。
重症者数はきのうから4人減って17人です。
重症者用の病床使用率は、きのうから1.5ポイント下がって18.3%、全体の病床使用率は、1.5ポイント下がって27.0%です。
また、10歳未満の男の子と70代から90代の男女合わせて7人の死亡が確認されました。
きょう(22日)行われた都の新型コロナのモニタリング会議で専門家は「新規感染者の7日間平均は、7週間連続して減少していて感染状況は拡大傾向にない」と判断していますが、十分に下がり切らないまま再び増加に転じることに引き続き警戒が必要だとしています。
また26日から全国一律で「全数把握」が簡略化されることを受けて、発生届の対象外となる人には「陽性者登録センター」への積極的な登録を呼びかけ、都と保健所が連携して患者に対応するとしています。
小池都知事は「都民の命と健康を守るため、都民に相談窓口の連絡先などを周知していくことが大切」と述べました。