ベラルーシ、ロシアと合同部隊展開 「ウクライナ領から攻撃」警戒

2022.10.10

 ベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、ロシアのウクライナ侵攻を背景とした北大西洋条約機構(NATO)との緊張に鑑み、ロシアと合同の地域部隊を展開することで合意したと明らかにした。

 軍・治安機関との会合での発言として、国営ベルタ通信が伝えた。具体的な活動地域は不明。

 ルカシェンコ氏はこの中で「非公式チャンネルで、ウクライナ領からベラルーシに攻撃があるという警告を受けた」と主張。「クリミア橋(の爆発)を再現する」という内容だったとして、対応の必要性を訴えた。