イプシロン6号機「ロケットの姿勢に異常」打ち上げ失敗 JAXAが会見「深くお詫び」

2022.10.12

イプシロンロケット6号機はきょう午前、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられましたが、打ち上げは失敗しました。

イプシロン6号機は、8機の衛星を搭載して、きょう午前9時50分に鹿児島県肝付町から打ち上げられましたが、その後、「正常に飛行できない」として、地上から指令破壊信号が出されました。

打ち上げから7分後、機体は破壊されフィリピンの東の海上に落下したとみられています。JAXA=宇宙航空研究開発機構は「ロケットの姿勢に異常があり、予定していた軌道に投入できないと判断した」としています。

(今回の打ち上げ実施責任者 布野康広JAXA理事)
「姿勢の異常があるということで所定の軌道に入れられないと判断して、指令を出し破壊した。早期に原因究明をし、対策を立てることがまずは急務だと認識している」

(JAXA 山川宏 理事長)
「目標姿勢からずれ、地球を周回する軌道に投入できないと判断し、9時57分11秒にロケットに指令破壊信号を送出し、打ち上げに失敗しました。ご期待に応えられず深くお詫びを申し上げます」

イプシロンは2013年の初号機以来、5機連続で成功していて、初の失敗となりました。6号機は、宇宙ゴミ除去を目指す実証機器を積んだ衛星や、大学が開発した小型衛星など8機を搭載していました。