ロシア国防相、州都ヘルソンから撤退命令 ウクライナ南部攻防、今後を左右
2022.11.09
ロシアのショイグ国防相は9日、ロシアが一方的に「併合」しているウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市からのロシア軍撤退を命じた。
特別軍事作戦(侵攻)を統括するスロビキン総司令官が提案し、ショイグ氏が認めた。
ウクライナの東・南部4州は、ロシアのプーチン大統領が死守を命じる「ロシア領」の位置付け。そのうち一つのヘルソン州を巡る攻防でロシアが後退を強いられたことは、今後の戦況を左右する重要な節目となりそうだ。