総工費30億円で改修した秋篠宮邸を公開 半世紀前のシャンデリアも

2022.11.23

宮内庁は総工費30億円あまりをかけて改修した秋篠宮邸を公開しました。

秋篠宮邸は老朽化などに伴い、2020年から改修を行っていて、今年9月に工事が完了しました。

きょう公開されたのは、応接室や食堂などの公室の部分です。改修は昭和47年の竣工時のものをなるべく残す方針で行われ、大食堂のシャンデリアや、黒い大理石の棚などは当時のものを再利用しているということです。

建物は鉄筋コンクリート造りの地下1階、地上2階建てで、全体の延べ面積はおよそ2972平方メートルと、改修前のおよそ2倍の広さになっています。

宮内庁は秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となり、職員が増えたことを受け、公室や事務部分を広げたとしています。総工費は30億2000万円で、そのうち建物に26億円、外構や庭園の工事に4億2000万円がかかったということです。

ご一家は今年度中に引っ越しを終えられる予定だということです。