フィットネスクラブ、1~9月売上高11%増

2022.11.25

 経済産業省が公表した「特定サービス産業動態統計」9月確報値で、2022年1~9月のフィットネスクラブ売上高は、前年同期比10.8%増の約1993億円となった。

 フィットネスクラブとスクールを含む会費収入は同11.3%増の1819億3100万円、利用料金収入は同14.7%増の94億9600万円、食堂売店売上高は同1.7%減の78億7900万円だった。

 フィットネスクラブとスクールの利用者数合計は、同8.7%増の1億5873万4002人となった。会員数合計は、個人会員が同1.5%増の541万7856人、法人会員が同2.1%増の3万7237口、スクール会員が同3.2%増の247万9856人だった。

 新型コロナウイルスによる影響が徐々に薄れ、人流回復に伴い、フィットネスクラブは回復傾向にあるが、コロナ前2019年との比較では、売上高は同期比で20.5%減、利用者数合計は同17.2%減、会員数合計は21.9%減と、本格回復とまでは言えない状況となっている。