北朝鮮ミサイル2発なのに 海保3回発射情報「確認できず再度送信」官房長官が釈明

2023.02.20

松野官房長官は20日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが2発だったにもかかわらず、海上保安庁から発射情報が3回出されたことについて「2回目の発射情報が内閣官房から海上保安庁に到達しているか、直ちに確認できなかったため再度送信を行った」ためだと説明しました。

北朝鮮は20日、日本海に向けて2発の弾道ミサイルを発射しましたが、海上保安庁からは発射情報が3回出されました。

これについて松野官房長官は20日の記者会見で、海上保安庁のミサイル発射に関する情報について「当該情報の発射回数が、北朝鮮からのミサイル発射数を表しているものではない」とした上で「国民にミサイル情報を政府として知らせる場合は、内閣官房や防衛省から適宜適切に情報を提供している」と述べました。

一方で、20日のミサイル情報については、「2回目の発射情報が内閣官房から海上保安庁に到達しているか、直ちに確認できなかったため再度送信を行った」と説明しました。