国連特使、ミャンマー国軍指導部と接触 非難し拘束者の解放要求

 ミャンマーで国軍によるクーデターが起きた問題で、国連事務総長の特使は、国軍の指導部とクーデター後、初めて接触し、行動を非難した上で、拘束された人々の解放を求めました。

 これは国連の報道官が5日、明らかにしたもので、ミャンマーを担当する事務総長の特使・ブルゲナー氏は、ミャンマー国軍のソー・ウィン副司令官とオンラインで会談しました。このなかで、ブルゲナー特使は、国軍の取った行動に対する「強い非難」を伝え、拘束されている人々の即時解放を求めたということです。ミャンマー国軍によるクーデターの後に国連の特使が国軍の指導部と接触できたのは、これが初めてです。

 また、特使は、イスラム教徒の少数民族・ロヒンギャの安全な帰還に向けた課題に取り組むよう、改めて促したということです。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d40919e19be486c368e9146db4d97a2733121d7