笹生優花、両足首に重り 父との特訓「柔道一直線」ばり 語学習得も

<米女子ゴルフツアー:全米女子オープン選手権>◇最終日◇6日(日本時間7日)◇米カリフォルニア州オリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)◇賞金総額550万ドル(約6億500万円)優勝100万ドル(約1億1000万円)

新世紀世代の笹生優花(19=ICTSI)が大会史上最年少の「19歳351日」で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた。

通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗と日本人同士のプレーオフという劇的な展開を制した。笹生は、父親から徹底した英才教育を受けてきた。その成果が、史上最年少Vにつながった。

笹生には、父正和さんの教えが影響している。8歳でゴルフを始めた時から下半身強化のため、ランニングやラウンド中は両足首に重りをつけて鍛えた。これは正和さんがTBS系ドラマ「柔道一直線」(69~71年)で主演の桜木健一が鉄ゲタを履いていたことに影響を受けたものだという。

正和さんは「自分も柔道をやっていて鉄ゲタで練習していた。どんなスポーツでも下半身を鍛えるのは必要だと思い、足首につけるのが一番危険性が少ない」と説明する。強い下半身をベースに「ソフトで柔らかな筋肉をつくるのがベターだと思う」と鍛錬を重ねた結果、300ヤード近くまで飛ばせる豪快なショットで「女ウッズ」の異名を持つまでに成長した。

語学も米ツアー参戦を見据え、10歳の頃から練習後に3時間のレッスンを約3年間受け、習得したものだ。親子二人三脚で着実に歩みを進めてきた。

表彰式では、応援と指導で米に同伴した正和さんとともにトロフィーを抱きながら記念撮影をした。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/148b6753f17d314cde788bf9bcee74c593640bb0

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