(7/12)4回目の宣言初日 変わらぬ通勤風景「またか、という感じ」

 新型コロナウイルス感染者の増加を受け、東京都に4回目の緊急事態宣言が出された12日の朝、東京駅前はマスク姿の通勤者が行き交い、宣言前と変わらない光景が見られた。

 広告会社に勤める吹上卓也さん(40)は、数カ月前から電車通勤をやめ、自宅のある東京都墨田区から自転車で会社に通っている。「緊急事態宣言に慣れきってしまって社内でも話題に上がらない。またか、という感じ」と感想を漏らした。宣言の期間が東京オリンピックと重なることについて「五輪も自粛ムードで、本当にやるのかと疑わしくなるくらい盛り上がりに欠ける」と首をひねった。

 品川区から通う事務職の60代女性の会社では、これまでもテレワークを推奨していたが、宣言が出たことで改めて徹底するよう社内に周知したという。女性は「知人と対面で会えない期間が続くことに困っている。(宣言だけでは)感染拡大を防ぐのに何が足りないのかよく分からない。科学的根拠を示してほしい」と嘆いた。

 一方、千葉県市川市から勤め先に向かっていた男性(60)は「(感染が拡大している中では)宣言もやらざるを得ない。五輪もやることに変わりないのだから、(反対しても)どうしようもない」と現状を受け入れた。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f00618c1e1f57245289cf89e76679b3da24c88

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