石何と球宴30年ぶりの犠打 執念の原采配で全セが先勝

原監督(右)の執念采配で全セが勝利。左はMVPの・広島・菊池涼=メットライフドーム(撮影・福島範和)

マイナビオールスターゲーム第1戦(16日、全パ4-5全セ、メットライフ)全セ・原辰徳監督(巨人)が執念の采配で勝利をつかんだ。

4-4の同点で迎えた九回。ウィーラー(巨人)、菊池涼(広島)と2連打で無死一、二塁とすると、途中出場の8番・中村(ヤクルト)に犠打を命じた。中村は2球目でこれを決めると、球場内にはどよめきが広がった。

お祭りムードの強い球宴で、勝ちにこだわる犠打は異例。1991年7月24日の第2戦(広島市民球場)の全パ・伊東勤(西武)以来30年ぶりの犠打が記録された。

その後、全パ・工藤監督(ソフトバンク)が近本(阪神)を申告敬遠として満塁策を取ると、2死満塁で中野(阪神)が勝ち越しの押し出し四球を選び、これが決勝点。試合後、原監督はインタビューで「選手には大いに個性を出して思い切った戦いをしてくれと(伝えた)。しかし根底にあるのは、忘れてはいけないことは、勝利を目的とするということ。それが中村君がああいう形でね、犠牲心を持ちながら送りバントをしたと。あそこが勝利の分岐になったのかなと思います」と語った。

これで全セは全パに80勝85敗11分けとなった。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2056e899119ba37a80784fba258d7bbe54c109

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