デルタ株はウイルス量1200倍 関口宏「ホントなんですか?」 専門家は換気訴える

 TBS系「サンデーモーニング」が29日、新型コロナウイルスを取り上げ、デルタ株は従来株と比べてウイルス量が1200倍などと報じ、司会の関口宏は驚きを隠せず「これはホントなんですか?」と、元国立感染症研究所主任研究官・小坂健氏に問いかけた。

 番組ではデルタ株と従来株とを比較し、広東省CDC(国際安全衛生センター)の研究でウイルス量は従来株の1200倍、同じく米国CDCの研究で感染力は2倍以上、カナダ・トロント大学の研究で死亡リスクは約2・3倍となっていると伝えた。

 関口が「このウイルスの強さですね、1200倍ってのは、これはホントなんですか?」と聞くと、小坂氏は「やっぱりデルタ株は従来の株より増殖も早いし、ウイルス量も多いと言われている。そうすると、今までは感染しなかった場合でも、1000倍以上のウイルスを持っているとあっという間にうつってしまうと。今までうつらなかったような場合でもうつってしまうということがありうるわけです」と肯定し、説明を加えた。

 さらに「デルタ株、特に夏は対策としてはワクチンとマスクと換気の3つが柱になる。換気ということになると、夏はエアコンでほとんど換気がされない。暖房と違って風が下に落ちてくるというところで、より感染しやすい。これはエアロゾル感染というのが主体ですから、パーテーションを置いてもなかなか防御できない場合がある。イメージしてもらうのは、例えばたばこの煙をどうやって吸わないかということになるが、やっぱり換気できちんと回してあげることが非常に大事になる」と、換気の重要性を訴えた。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/b314cd36dae59153e93872a9714ef63ea9f6a7d8

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