国枝慎吾が金メダル 2大会ぶり3度目の王座返り咲きに涙「本当に信じられない」…車いすテニス

◆東京パラリンピック 車いすテニス男子シングルス決勝(4日、有明テニスの森)国枝慎吾(6ー1、6-2)エフべリンク(オランダ)

 男子シングルス決勝で国枝慎吾(ユニクロ)はトム・エフべリンク(オランダ)を6ー1、6-2で下し、2大会ぶり3度目となる同種目の金メダルを獲得した。

 最強の男が地元開催のホーム有明で王座に返り咲いた。サーブのスピードが160キロを超えるエフべリンクの高速サーブにも前に出て対応。ロブや左右への揺さぶりで対応し、主導権を握った。最初のゲームでブレイクを許したものの、その後は8連続でゲームを奪取。第1セット第6ゲームからは15連続ポイントを決めるなど、相手につけいる隙を与えなかった。過去9戦全勝の相手に、速さだけではないうまさと強さを見せつけた。勝利を決めると涙を流し、誇らしげに日の丸を掲げた。

 大きな重責にも応えた。今大会は日本選手団の主将として東京の舞台に立った。国枝は「自分自身のパフォーマンスに集中することが、日本にいい流れを持ってこれると思うので、言葉よりプレーで勢いづかせたい」と背中で史上最多254人の大選手団を引っ張る決意を示していた。3連覇を目指したリオでは右肘の故障もあり、準々決勝敗退。大会から半年は試合復帰できなかったが、今回は堂々の世界ランク1位での出場。再び頂点に立つと「リオの後は引退も考えました。本当に信じられない」と語った。国枝が、東京の舞台でその強さを世界に見せつけた。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/40ae0ecb1ed85fd4fb4136c1e07b5bc34ad20475?tokyo2020

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