3メガ銀、経済活動本格化で最終益2兆円超…22年3月期見通し

 3メガバンクグループの2022年3月期連結の最終利益が総額で2兆円を超える見通しとなった。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は1兆円超、三井住友FGは6000億円程度で、みずほFGは5000億円を超える見込みだ。経済活動の本格化で主な融資先の大企業を中心に業績回復が進み、融資先の倒産に備える与信関連費用が想定より大幅に減少した。

 三菱UFJFGは近く、22年3月期業績予想の最終利益を従来の8500億円から上方修正し、過去最高だった15年3月期(1兆337億円)の実績を上回る水準とする。最終利益が3社合計で2兆円を超えれば、18年3月期以来、4年ぶりとなる。

 3社合計の与信関連費用は5月時点で計7500億円と見積もられていたが、5000億円規模に圧縮される模様だ。また、株価上昇に伴う保有株の売却益もプラスとなった。3社ともに取引先との関係維持のために保有している「政策保有株」の売却を進めているためだ。超低金利の長期化で低迷する運用収益を補った。三井住友FGとみずほFGは12日、三菱UFJFGは15日、21年9月中間連結決算を発表する。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a20944783431a5fa2d68330c7bf3f3643ca7b49

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