2022.05.06　ゼレンスキー氏“製鉄所攻撃続いている” 「人道回廊」設定で市民避難は　5・9戦勝記念日へ準備加速

ウクライナ南東部のマリウポリの製鉄所で、ロシア軍の激しい攻撃が続いている。

一方、ロシアの首都モスクワでは、5月9日の対ドイツ戦勝記念日に向け、街中が飾られ、準備が進んでいる。

ウクライナのゼレンスキー大統領「今も製鉄所の攻撃が止まっていないが、民間人を避難させる必要がある」

ウクライナのゼレンスキー大統領は、日本時間6日未明に公開したビデオで、製鉄所でロシア軍の攻撃が続いているとしたうえで、残る兵士たちを救出するために、あらゆる手だてを講じていると話した。

マリウポリから、国連の支援などで、これまでにおよそ500人が避難していて、ウクライナの副首相は、日本時間6日夕方から、再び「人道回廊」が設定されると発表したが、ロシア軍の攻撃が続く中、市民の避難が実現するか不透明。

こうした中、ロシアのモスクワでは、5月9日に向け、準備作業が進められている。

街中に「勝利」と書かれた赤い旗がたくさん飾られたほか、「英雄都市・モスクワ」と書かれた巨大オブジェなども設置された。

5月9日に軍事侵攻の成果として国民に見せるために、製鉄所への攻撃を強めているとの見方も出ている。

Yahoo！ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/7384e75739d303cb663013579bda8dbcc1788dce