ウクライナ軍の迎撃ミサイルか 着弾、NATOとポーランド調査

2022.11.15

 【ベルリン共同】ウクライナ国境に近いポーランド東部プシェボドフで15日、ロシア製ミサイルが着弾し2人が死亡したことについて、複数の米当局者は、ロシアのミサイルを迎撃するためにウクライナ軍が発射したミサイルが着弾したとみられるとの見方を示した。AP通信が報じた。

 2月に始まったウクライナ侵攻後に、NATO加盟国で紛争に関連して死者が出たのは初めて。ポーランド政府やNATOは着弾の実態について慎重に調査を進める。

 15日はウクライナ全土でロシア軍による約90発のミサイル攻撃があり、プシェボドフから南に約70キロのウクライナ西部リビウにも複数の攻撃があった。