広告大手ADK、公取委に「五輪テスト大会の入札で談合」…課徴金減免へ自主申告

2022.11.22

東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る入札談合疑惑で、大手広告会社のADK側が課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき、公正取引委員会に違反を自主申告していたことが関係者の話でわかった。東京地検特捜部は、大手広告会社「電通」やADK側などが落札した同事業で独占禁止法違反(不当な取引制限)にあたる受注調整が行われた疑いがあるとみて、公取委と連携して捜査している。