「営業再開させて」 東大阪のセブン元オーナーが提訴

客のクレームが多いことを理由にフランチャイズ契約を解除したのは不当だとして、セブン-イレブン東大阪南上小阪店(大阪府東大阪市)の元オーナー、松本実敏さん(58)が12日、セブン本部を相手取り、オーナーとしての地位確認や取引再開を求め、大阪地裁に提訴した。

提訴後に記者会見した松本さんは「最初は腹立たしかったが、今は営業再開させてほしいだけ」と主張。「同じような立場のオーナーのためにも早く決着させたい」と述べた。

松本さんは人手不足などを理由に昨年2月から自主的に時短営業を始め、コンビニ24時間営業問題の議論のきっかけをつくった。

本部側はクレームの多さを理由に、同12月31日付でフランチャイズ契約を解除。松本さん側は今年1月、地位確認などを求める仮処分を地裁に申請した。本部側も松本さん側に対し、店舗の明け渡しと損害賠償を求める仮処分や訴訟を起こしている。

松本さんは仕入れができず、在庫の処分も進んだとして、1月から店を休業している。

Yahoo!ニュースより引用 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000513-san-soci