吉田正尚 一撃必殺で千賀を手玉に

ソフトバンクの絶対エースを苦もなく打ち込んだ。昨年、オリックスの吉田正は千賀に対して16打数8安打、打率・500と攻略した。通算でも41打数19安打(打率・463)。日本球界屈指のエースを粉砕している。千賀は19年に奪三振率11・33のプロ野球新記録を樹立。昨年も11・08で歴代2位と1、2位を独占した。その剛腕に対し、喫した三振はわずか4。3球三振は1度だけと対応力は極めて高い。

 昨年は千賀との対戦で各打席の最初のスイングが空振り、ファウルにならず打球となった場合、7打数6安打(打率・857)、1本塁打、4打点と驚異的な成績を残した。昨年の吉田正は2ストライクに追い込まれてから169打数51安打、打率・302と両リーグ規定打席以上の57人中、唯一3割を超えた。ただし、千賀に対し2ストライクからは9打数2安打の打率・222と良くなかった。こと千賀に対してはファーストスイングできっちり仕留められたことが高打率につながった。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/71afb3036ec13690b6478a36d2e77169c9a7a9c0