「5G」の先へ、NTTと富士通が提携…次世代通信基盤「アイオン」開発

 NTTと富士通が、次世代の通信ネットワーク基盤の開発に向け、業務提携することが分かった。普及しつつある高速・大容量通信規格「5G」の先を見据えたものだ。通信分野では、海外勢との競争が激化している。日本企業の技術を結集することで、国際競争力を高める狙いがある。

 週明けにも発表する。

 NTTが、2030年ごろの実用化を目指している光技術による通信基盤「IOWN(アイオン)」の開発に、富士通が協力することが柱となる。アイオンは、既存の技術と比べ、情報の伝送量が125倍となる一方、消費電力は100分の1に抑えることができる。政府が推進する「脱炭素化」への貢献も期待できる。

 アイオンの実用化には、新技術を搭載できる様々な関連部品の開発が必要となる。NTTは子会社を通じ、半導体設計に強みを持つ富士通の子会社「富士通アドバンストテクノロジ」に約67%出資。同社の持つ技術を最大限活用する。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/267d52321dcb2f9bf759a6be3df35d8f03f7a2d5

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