外交官車の駐禁「踏み倒し」対策強化 ガソリン税免除を見合わせ

 外務省は27日、駐車違反金を納付しない在日外交団への対策を強化すると発表した。外交官ナンバー(通称「青ナンバー」)車の駐車違反や違反金の未納は「外交特権」を背景に後を絶たないが、今後は完納するまで原則、青ナンバー車のガソリン税支払いを免除する証明書の発給を見合わせる。

 通常は違反金を納付しないと差し押さえなどの強制執行を受けるが、在日大使館などで働く外交官の場合、「ウィーン条約」に基づく外交特権が適用され、強制執行を免れる。このため駐車違反が一部で常態化。2018年の違反件数は3948件に上った。注意喚起を強めた結果、20年は1137件に減少したが、なお高水準で、ロシアや中国の違反が特に多いという。違反金の「踏み倒し」も横行しているとされる。

 こうした実態が国会などで問題視され、政府が対応策を検討していた。外務省は「我が国の交通ルールをしっかりと尊重し、駐車違反や未払いをなくすよう強く求めていく」としている。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5d2ac8ab782769dd332857380a6deff8f7f9204

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