関越バス事故から9年 雨の中、遺族ら祭壇に祈り 群馬

 群馬県藤岡市の関越自動車道で2012年、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った高速ツアーバス事故から29日で9年となった。

 発生時刻の午前4時40分には、遺族ら3家族の15人が事故現場を訪れ、雨が降る中で近くに設けられた祭壇に慰霊の祈りをささげた。

 事故で母の直美さん=当時(44)=を亡くしたことをきっかけに群馬県警の警察官になった山瀬俊貴さん(28)=前橋市=は「(現場は)つらいことを思い出す場所だったが、ここ2、3年は自分が警察官になった理由を思い出し、勇気や力をもらえる場所になっている」と語り、交通事故防止に取り組む気持ちを新たにしていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年のこの日は県外に住むほとんどの遺族が現場での慰霊に参加できなかった。変異ウイルスの拡大や3度目の緊急事態宣言発令を受け、今年も参加を断念した関係者は多いという。 

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/c806d2c8c52dc12fb003393932c78b908f084fbc

バーチャルオフィス東京:料金表

バーチャルオフィス東京|神田不動産ネット