高齢者限定免許やキッズゾーンを創設 政府交通安全緊急対策、18日閣議決定

大津市や東京・池袋で乗用車が暴走した事故を踏まえ、政府がまとめた交通安全緊急対策の概要が17日判明した。高齢者が安全機能の付いた車のみ運転できる限定免許や、保育園などの周辺で車の通行を規制するキッズゾーンの創設を検討することが柱。18日に閣議決定する方針。

文部科学、厚生労働、国土交通、警察など関係省庁による作業チームがまとめた。最近の高齢運転者による事故を踏まえ、「限定免許制度も具体的視野に、安全サポート車の普及を一層促進する」と明記。限定免許創設に向け、対象車両に必要な安全機能の範囲などについて関係省庁が検討し、今年度中に結論を得るとした。衝突被害軽減ブレーキの新車への義務化検討▽自動料金収受システム(ETC)を活用した逆走車両への警告システムの積極展開――なども盛り込んだ。

子供の交通安全策としては、今秋をめどにスクールゾーンに準じたキッズゾーンの創設を検討するほか、園外活動時に子供たちを見守る「キッズガード」のモデル事業を実施し、制度化を検討する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000075-mai-soci

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