衆院選が公示 なぜ告示と呼ばない? ポイントは天皇の関与

 衆院選が始まることをなぜ「公示」と呼ぶのか。Q&A形式でまとめました。

 Q 選挙が始まることを公示と言ったり、告示と言ったりしますが。

 A 公示も告示も、選挙の実施を告知するという意味では同じですが、選挙の種類によって使い分けられています。公示と呼ぶのは解散や任期満了に伴う衆院選と3年ごとに半数が改選される参院選のみ。国政選挙であっても欠員が出た時に行う補欠選挙などは告示です。都道府県や市区町村の地方選も告示と呼びます。

 Q どうして呼び方が違うのでしょうか。

 A 天皇が関わるかどうかの違いです。憲法7条では、天皇が内閣の助言と承認により行う国事行為の一つとして「国会議員の総選挙の施行を公示すること」が定められています。一般的に総選挙というと衆院選を指しますが、この場合は参院選を含む全国規模の国政選挙を意味します。国の将来を左右する特に大切な選挙なので特別な呼び名がついています。

 Q 選挙運動にもルールがありますね。

 A 選挙には公職選挙法に基づく細かなルールがあります。例えば走行中の選挙カーからの演説は禁止されています。走行中は名前を連呼し続け、停車してから本格的な演説をするのはそのためです。また、拡声器を使えるのは午前8時から午後8時まで。インターネット上では終日選挙運動が認められています。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d022c6b17c4959f64fb8b205e0a130183350e3

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