熱海土石流・静岡県が前土地所有者に措置命令「崩落せず残った土砂の撤去を」 条例改正で市から権限移譲

2022.08.01

静岡県熱海市で起きた土石流をめぐり、県は前の土地所有者に起点に残った土砂の撤去を求める命令を出しました。

去年7月の土石流では、被害を拡大させた盛り土がまだ2万1000立方メートル残っていると推定されています。

前の土地所有者は熱海市の対策の求めには応じず、7月から条例改正により指導権限が市から県へ移されました。

そして県は1日、前の土地所有者に土砂の撤去などを求める措置命令を出しました。