高田馬場の「米とサーカス」がジビエ焼肉30種 「種類の多さ、日本一を目指す」

2022.08.03

 高田馬場駅前のジビエ居酒屋「米とサーカス 高田馬場本店」(新宿区高田馬場2、TEL 03-5155-9317、以下、米とサーカス)が7月29日、提供するジビエ焼き肉をリニューアルした。(高田馬場経済新聞)

 ジビエ料理や昆虫食を提供する「米とサーカス」では、毎年夏のメニューとしてジビエ焼き肉を提供。ジンギスカン鍋で野菜と一緒に焼き、甘酒などの数種の発酵食材やマイタケ、フルーツをブレンドした自家製発酵たれで食べる。

 例年は約15種類のジビエや希少食材を提供していたが、リニューアルで30種類に増やした。米とサーカスのマネジャー・石井翔さんは「他にもジビエ肉を使う焼肉を提供している店はあるが、当店は種類の多さで日本一を目指そうと思った」と話す。

 セットメニューは、つぼ漬けシカ肉とイノシシがセットになった「初心者ジビエ二種盛り」(2,630円)、クマやアナグマ、ウサギ、カエルのセット「鳥獣ギガ四種盛り」(7,900円)、オーストラリア産のワニやカンガルー、ダチョウ、エミューのセット「エアーズロック四種盛り」(4,980円)。

 単品メニューは、ヒヨコ(450円)、カエルの脚(550円)、ザリガニ(600円)、マンボウの腸(980円)、ワニ(1,080円)、エゾシカ(1,330円)、ダチョウ(1,680円)、キョン、ヌートリア(以上2,480円)、アナグマ、アライグマ、タヌキ(以上2,780円)、ハクビシン、カラス、クジャク(以上2,980円)、サル、ヒグマ・ツキノワグマ(以上3,280円)など30種類。一部、不定期入荷の食材もある。人数分の野菜セット(500円)の注文が必要。

 石井さんは「盛り合わせのセットメニューを頼み、単品を追加されるお客さまが多い。アライグマやカラスなどの希少な肉も用意している。熱い夏に栄養をつけてもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は15時~23時(土曜・日曜・祝日は12時~、火曜は17時~)。ジビエ焼き肉は9月30日まで。