鈴木財務相「過度な変動見過ごせない」 さらなる為替介入も示唆

2022.09.22

鈴木俊一財務相は22日夕、財務省で記者会見し、政府・日銀が同日に実施した円買い・ドル売り介入について「足元の為替市場では、投機的な動きも背景に、急速で一方的な動きがみられた。政府としては過度な変動を憂慮している。為替相場は市場で決定されるのが原則だが、投機による過度な変動が繰り返されることは決して見過ごせることではない」と為替介入に踏み切った理由を説明した。その上で「引き続き、為替動向を高い緊張感を持って注視し、過度な変動に対しては必要な対応を取りたい」と述べ、円相場の動向次第では追加介入に踏み切る可能性を示唆した。