菅首相と自民府連にずれ 立憲は維新の伸長警戒 大阪都構想

 「大阪都構想」の是非を問う住民投票が12日告示され、静観を決め込む菅義偉首相と、同構想に反対する自民党大阪府連のずれが際立ってきた。

 府連は否決に追い込んで構想を推進する日本維新の会に打撃を加えたい考えだが、首相や自民党本部には国会運営などで維新と引き続き連携したい思惑がある。一方、立憲民主党や共産党は、維新の勢力伸長を強く警戒している。

 「都構想に反対の立場で行動させていただく」。大阪府連会長の大塚高司衆院議員は8日、官邸に首相を訪ね、府連の方針を伝達。首相は賛否に言及せず、「頑張ってください」と述べただけだった。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/2149fcddce2b953d9632055294f7af861e61c7b2