森田健作氏、千葉知事4選不出馬へ…自民県連は鈴木大地氏擁立準備

 来年春の千葉県知事選に、現在3期目の森田健作知事(70)が立候補しない公算が大きくなった。自民党県連が擁立を進めている鈴木大地・前スポーツ庁長官(53)を評価する考えを関係者に伝えた。鈴木氏の出馬を前提に、自らは身を引く姿勢を示したとみられる。

 自民党県連は2013年と17年の知事選で森田氏を支援した。関係者によると、県連幹部が今夏、森田氏に4選出馬の意思があるかどうかを尋ねたが、明確な返答はなかった。

 森田氏が不出馬を決めた場合に備え、県連は、同県習志野市出身の鈴木氏への接触を始めた。今月5日には県連幹部らが鈴木氏と会合を開き、政治姿勢などについて意見交換した。この過程で、森田氏は県連側に「鈴木氏なら(擁立に動いて)いい」と伝えた。

 県連は近く、所属国会議員による会議を開き、鈴木氏に正式に出馬を要請する。森田氏は読売新聞の取材に対し、「知事選の対応は県民本位で考えている。しかるべき時期に表明する」と述べた。

 知事選を巡っては、千葉市の熊谷俊人市長(42)が立候補の意向を固めている。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/4407749b11bd773cbd651b1c80bba84b73a771de