有効求人倍率1月は1.10倍、前月から0.05ポイント上昇 失業率2.9%

厚生労働省が2日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍で、前月から0.05ポイント上昇した。2020年6月以来7カ月ぶりの高い水準。総務省が同日発表した1月の完全失業率は2.9%だった。

有効求人倍率は仕事を探している求職者1人当たり、企業から何件の求人があるかを示す。2020年12月以前の数値は、毎年1月分公表時に新季節指数により改定されている。

企業側の求人状況を示す月間有効求人数(季節調整値)が前月に比べて3.1%ポイント上昇した。求人は3カ月間有効で、今回は20年11、12月、21年1月の求人が反映されたもの。1月の新規求人数は緊急事態宣言の発令などの影響で減少したものの、11、12月に経済活動レベルの引き上げに伴って求人が伸びていたことが全体の上昇につながった。厚労省の担当者は「上昇してはいるものの、今後もこの伸びが続くかは分からない」としている。

一方、月間有効求職者数(同)は2.3%ポイント低下した。新型コロナウイルスの感染拡大によりハローワークに来所して職を求める人が減っているという。希望するような職が見当たらず、就職活動を控える動きも背景にあるとみられている。

総務省が同日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は2.9%。ロイターの事前予測調査で3.0%が予想されていた。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/b21b31bf6236aaa7c38ffd6a76810cb296f324af

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