喫煙所を撤去するのは「もったいない」…市職員がクレーン車で自宅内に移設

 山形県尾花沢市は19日、旧庁舎にあった喫煙所用の小屋を自宅に勝手に移設したとして、課長補佐級の40歳代男性職員を減給10分の1(3か月)の懲戒処分にしたと発表した。

 発表によると、小屋は高さ約3・5メートル、幅3・6メートル、奥行き2・7メートルの木造で、元々はバスの待合所だった。その後、旧庁舎南の裏口近くで、職員らの喫煙所に使われていたが、庁舎移転に伴い撤去される予定だった。男性職員は昨年3月上旬、「もったいない」と自費で業者に依頼し、クレーン車などを使って自宅敷地に移設し、物置にしていたという。今月15日に匿名の告発文が市長宅に届き、発覚した。

 このほか、小屋の担当者で移設の相談を受けていた30歳代男性職員と、その上司であった40歳代女性職員が、それぞれ減給10分の1(1か月)と戒告の懲戒処分に、監督責任があった課長級男性職員ら3人も厳重注意となった。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/9974c25a8d3f9f0a259a8036f88a1d316e150b05

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