こども庁 自民が次期衆院選の公約化を調整

 子ども・子育て政策を一元化して対応する「こども庁」の創設について、自民党は次の衆議院選挙の公約に掲げ、実現を目指す方向で調整していることが分かりました。

 自民党・二階幹事長:「(私からは)子どものことは一番大事だから、国の宝だからしっかりやりましょう。こういうことです」

 菅総理大臣と会談した自民党の二階幹事長はこのように述べ、菅総理がこども庁の創設に前向きな姿勢を示したことを明らかにしました。

 菅総理は党内に総裁直轄の機関を立ち上げて議論を進めてほしいと指示したということです。

 関係者によりますと、菅総理は子育て政策に力を入れたいとしていて、政府内では省庁再編につながる行政改革の観点からもこども庁創設に向けた検討が進められています。

 具体的には未就学児の子どもについて、幼稚園と保育園といった厚生労働省や文部科学省にまたがる政策を一元化する案があるということです。

 一方で、自民党の若手議員が菅総理に提言しているのは虐待やいじめ、貧困や教育の格差など幅広い課題について各省庁の縦割りではなく、一元的に対応できる強い権限を持ったこども庁の創設です。

 今後、こども庁の役割をどうするのかが焦点となります。

 自民党は今年秋までに行われる衆議院選挙でこども庁の創設を公約に掲げて目玉政策にすることを検討していて、調整を急ぎたい考えです。

Yahoo!ニュースより
https://news.yahoo.co.jp/articles/3458d29cd634038949dd80a879678a915aa31f6a

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